愛犬に最高の魚!低脂肪、高たんぱく質のカツオをあげたい理由

犬の食材

初カツオの季節になりましたね!お酒のつまみにもメインのおかずにもなるだけではなく、カツオ節にして味噌汁に使ったり私達の食卓には欠かせないカツオですが、魚の中ではトップクラスに栄養価が高いのはご存知でしょうか。

人に良いだけではなく実は愛犬にとっても良い栄養が満点で是非食べさせてあげたい魚です!

こむぎはカツオが大好きでご飯だけではなく、おやつとしても喜んで食べてくれます!なぜ愛犬にとって良いのか、どのようにしてあげるのかをご紹介します。

カツオが良い理由

カツオは低脂肪、低カロリー、高たんぱく質の食材です!
特にたんぱく質量は100g当たり約26gと多く、実は鶏のささ身(約25g)より多くのたんぱく質を取ることができます。
さらに血液をサラサラにしてくれるEPA(エイコサペンタエン酸)や脳の働きを良くしてくれるDHA(ドコサヘキサエン酸)も含んでいるため、健康や発育のことを考えると積極的に食べさせてあげたいですね(*^^*)

また、カツオはビタミンB群・Dも豊富で、血合に含まれるビタミンB12の含有量もお魚の中でトップクラスに多く、神経や血液細胞を健康に保つ働きまでしてくれます!!!ミネラル成分もカルシウム、カリウム、亜鉛等がバランス良く含まれており、季節の変わり目などの薬膳としても人気です!

他にも様々な栄養を含んでいますので興味のある方は文部科学省の食品成分データベースで比較してみてください。

カツオを食べさせるときの注意点

カツオは栄養価が高く積極的に食べさせたいというお話をしてきましたが、間違った食べさせ方や量を上げすぎると良くないこともあるので注意が必要です。
基本的に気を付けることとしては下記です。

  • チアミン欠乏症
  • ヒスタミン食中毒
  • アニサキス寄生虫
  • 黄色脂肪症(イエローファット)

チアミン欠乏症

いわゆる脚気です。
ビタミンB1を分解する「チアミナーゼ」という酵素を多く摂取することにより、ビタミンB1不足によって引き起こされます。甲殻類や淡水魚に多く含まれていますが、生のカツオにも含まれているため生であげないように気を付けましょう!
チアミナーゼは加熱処理することで不活性化させることはできます。

ヒスタミン食中毒

ヒスタミンは魚が本来持つ「ヒスチジン」というアミノ酸が細菌の脱炭酸酵素の働きにより「ヒスタミン」が生成されます。
これはマグロ、ブリ、サンマ、サバ、イワシなどの赤身の魚に多く含まれ、鮮度が落ちることや冷凍と解凍を繰り返すことにより増えていきます!そしてヒスタミンは一度ついてしまうと洗っても加熱しても減らすことはできません
症状としては蕁麻疹や嘔吐、下痢、ひどいと呼吸困難や意識不明になる場合もあるため、与える際は鮮度に気を付けてください!

アニサキス寄生虫

なにかと話題となる魚に寄生する虫「アニサキス」です。
アニサキスを食べてしまうと、胃痙攣をおこしたり嘔吐を伴う激痛に襲われます・・・が、これは加熱したり冷凍したりすることで死ぬため生で与えなければ問題ありません!
ですがやはり愛犬がアニサキスを食べるなんて耐えられないので、与える前によく見て与えてください!

黄色脂肪症(イエローファット)

黄色脂肪症とは、栄養の偏りによってお腹や胸あたりの脂肪が変質し、硬いしこりや炎症を引き起こす病気です。これは青魚(マグロ、カツオ、サバ、ブリなど)に多く含まれている不飽和脂肪酸の過剰摂取により、ビタミンEが足らなくなることで引き起こされているのではないかと言われています。
実は「カツオが良い理由」で取り上げたEPAとDHAはともに不飽和脂肪酸と呼ばれており、これの過剰摂取が原因で引き起こされる病気です。。。

食生活を見直すことで改善できることもありますが、痛みを伴っている場合は痛み止めや抗炎症剤の投与が必要となりますので、何事もほどほどに上げてください!

最後に

人にとっても愛犬にとってカツオはとても栄養価も高く、体の健康を考えると積極的に食べたい食材です。素材だけではなく処理、食べるまでの過程にまで気を配り安心を心がけて愛犬と食事を楽しんでください!

うちでは鮮度の良いカツオ1本買ってます!家でさばいて愛用品のフードドライヤーを使用したカツオジャーキーを作るのが毎年恒例です。作り方はマグロと同じなので「こむぎの大好きな手作りおやつ作りに必要なフードドライヤー」をご覧ください!

みなさんも是非旬のカツオを使った料理を愛犬と一緒に楽しんでください(*^^*)

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