久能山について
歴史好きの方ならご存じの方も多いと思いますが、徳川家康を祀った神社は総じて「東照宮」と称しています。現在日本には約130社の東照宮がありますが、その中で日光と久能山の2社が総本宮です。
実は久能山の歴史は長く推古天皇統治の飛鳥時代に久能寺が建てられ、武田信玄がその地に久能城を建城しました。その後、1616年家康の死後久能山に埋葬されたのち、徳川秀忠によって1617年に創建された神社が東照社(後の東照宮)となります。
そんな久能山東照宮は犬連れで参拝できる神社で、ロープウェイを使った移動も可能です!
ですがルールがありますのでしっかり守って迷惑にならないようにしましょう。
最後に動画で紹介しているので気になる方は参考にしてください。
ロープウェイを使って楽しよう!
久能山東照宮へ参拝するためには1,159段の階段を登る必要があります。
下から登ると一般的に20~30分と言われていますが、小型犬のこむぎの足ではおそらく1時間はかかります。そして下りの階段は体へも負担も大きく怪我やヘルニアなどのリスクを考えると無理して階段を選ぶ必要はないと思いロープウェイを選択しました!
ロープウェイは久能山の麓からではなく日本平方面から出ており、犬の頭が隠れるバッグやクレートに入っていれば一緒に乗ることが可能で、久能山まで5分で行くことができます♪
ただし、バッグやクレートなどの貸し出しはしていないので事前に準備していきましょう!
愛犬をロープウェイに乗せるときは、季節によって暑さ対策をしっかりしてください。
中は季節によっては暑くなりますし、バッグにはいっているとさらに熱くなります・・・。安いもので十分なので小型の扇風機や冷たいペットボトルなどを一緒にいれてあげると良いです。
ロープウェイからの景色はとてもよく駿河湾を一望できる最高の眺めでした。
5分間の空中散歩ですが、アナウンスもあり退屈することもないのでおすすめです!
久能山東照宮への参拝
ロープウェイを降りるとすぐに久能山東照宮への入り口となります。
参拝するには別途費用(大人500円、小人200円)がかかります。ロープウェイのチケット購入時にセットで購入しておくと手間が省けるので事前に購入しておくと良いと思います。
御社殿まで100段くらいの階段をこむぎと一緒に登ります。こむぎは小さいので体の半分以上の高さがある階段を全身を使って登っていきます!最近少し太ってきたこむぎにとって良いダイエットになるかも(笑)
普段近所の散歩では暑くなると歩かないこむぎも、環境が違うおかげか少し気温も上がっていますが、小さい体でがんばって歩いてくれました・・・というか階段ダッシュ(笑)
ママが大変そうです(`・ω・´)ゞ
がんばって登ったらもう目の前に御社殿が見えます!
最後の直線!っと思ったら直接登れないようで迂回しないといけません。
国宝の御社殿です!さすがに圧倒される存在感ですね。。。
ここで家族の安全・健康を祈り、ついでにロト7キャリーオーバーの当選を強く願いました(笑)
いまだにまったく当たる気配はありません・・・。
もちろん愛娘(こむぎ)の健康が第一です!元気に病気なく日々過ごしてくれるのが一番の願いです!
そしてここまでこむぎ以外の犬はまったく見ませんでした!
境内はリードを付けていれば自由に歩かせて良いということなので他の犬がいることを覚悟していましたが、思いのほか穴場なんですかね?
階段が多いという点でも散歩にはあまり向いていないということなんでしょうか。
徳川家康を埋葬した神廟
御社殿の先には徳川家康を埋葬した神廟があり、神廟までの間には約40段の階段があります。
こむぎも最後まで元気いっぱいに階段を登っていますが、実はこの日じぃじとばぁばも一緒に散歩をしており、この時じぃじは瀕死の状態です(笑)
神廟までの道には重要文化財の「廟所参道」と言われる石灯籠が並んだ道があります。
実はこの灯篭、徳川家康に仕えた武将が奉納した灯篭だそうです!歴史に詳しくない人でも一度は聞いたことがあると思いますが松平,本多,酒井,成瀬,土井など名だたる武将の名前が刻まれています。
そして少し歩くと神廟にたどり着きます。
神廟についてはいくつか言い伝えがあります。
・家康の御遺体がまだ神廟に安置されている可能性がある
・豊臣家を監視する目的で西を向いている
神廟の中はいまだに調査されていないということなので、もしかしたら本当に御遺体が眠っているかもしれませんね・・・。
最後に
神社の境内かつ拝観料を取られるということもあり犬の散歩で使っている人は今回の散歩では見当たりませんでした。
もしかしたらかなりの穴場散歩スポットなのかもしれません。ただ、犬はいなくとも人はそこそこいます。
歴史好きの人で愛犬と一緒に散策したい人にとってはかなり楽しめる場所だと思います!ただ階段が多いです!下から愛犬と登るとなると日々いっぱい歩いてくれる子じゃないとかなり大変だと思いますのでロープウェイを迷うことなく使うことをおすすめします。
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