犬用野菜スープの作り方!冷凍保存もできる手作りご飯の時短におすすめ!

犬のレシピ

手作りご飯を愛犬に与えている人、与えようと考えている人、カリカリのトッピングを探している人、ちょっとした水分補給の飲み物を探している人など様々な飼い主さんへ栄養満点な野菜スープのご紹介です。

冷凍保存ができるだけではなく、栄養バランスも良く、野菜のダシもでているためか食いつきも良いです。電子レンジで温めてかけるだけのため、日々のご飯の時短になるだけではなく、健康にも良いため是非作ってあげてください。

犬に必要な栄養素

犬も人と同じように健康維持のためにはバランスの良い食生活が必要です。
特に必要とされているのは以下の5大栄養素です。

  • たんぱく質:肉、魚、豆類など
  • 脂質:肉、魚など
  • 炭水化物:米、パン、麺、いも及びでん粉類
  • ビタミン:野菜、果物など
  • ミネラル:肉、魚、卵など

人と摂取しなければならない割合は異なりますが、バランスよく摂取が必要な点は人と同じ考え方です。
また、人と同じように一日ですべての栄養を摂取する必要はなく、昨日は炭水化物が少なかったから今日は少し多めに取るなどの微調整を行えば問題ありません。この辺の考え方は人も同じなので難しく考える必要はありません。

今回ご紹介する野菜スープはビタミンとミネラルを摂取することができるもので、残りの不足しているたんぱく質などの栄養は別途与えてください。

野菜に含まれる栄養

野菜スープの栄養で与えたいものはビタミンとミネラルです。
どちらも肉だけでは不足してしまう栄養で野菜から効率よく摂取させてあげることで健康を維持できます。

ビタミン

犬はビタミンKとビタミンCは体内で作ることができますが、それ以外のビタミンは食事から摂取する必要があります。
そして野菜に含まれるビタミンは水溶性と脂溶性のビタミンがあり、脂溶性のビタミンは体脂肪に含まれているため、毎日与える必要がなく与えすぎた場合、消化不良など起こすことがあるため注意が必要です。
水溶性のビタミンは尿などから排出されるため過剰摂取の心配はありません。
脂溶性と水溶性それぞれのビタミンをバランスを考えながら与えてください!

脂溶性ビタミン効果食材
ビタミンA・目や皮膚の粘膜を健康に保つ
・目の機能を正常に保つ
・レバー、マグロ、卵など
・にんじん、ほうれん草など
ビタミンD・強い骨を維持する・マグロ、サケ、サバなど
・キノコ類
ビタミンE・老化防止
・動脈硬化や血栓の予防など
・ぎんたら、卵黄など
・かぼちゃ、キウイなど
ビタミンK・止血効果
・骨の健康を保つ
・キャベツ、納豆など
水溶性ビタミン効果食材
ビタミンB1・糖質をエネルギーに変える・豚肉、赤身肉
・大豆、納豆、さつまいもなど
ビタミンB2・細胞の再生
・皮膚、被毛や爪の生成
・レバー、ブリなど
・納豆、ほうれん草など
ビタミンB6・免疫機能の維持
・皮膚の健康維持
・マグロ、レバー
・米、かぶ
ビタミンB12・貧血、神経障害予防・サケ、しじみなど
※野菜には含まれていない
ナイアシン・糖質や脂質をエネルギーに変える
・皮膚や粘膜の健康維持
・タラ、カツオなど
・キノコ類、米など
葉酸・赤血球の生産を補助
・細胞の生産や再生
・レバー、昆布など
・大豆、枝豆など
パントテン酸・動脈硬化を予防
・皮膚、被毛の健康維持
・レバー、ぼらなど
・干ししいたけ、米など
ビタミンC・老化防止
・皮膚の健康維持
・ピーマン、キウイなど

ミネラル

野菜に含まれるミネラルで代表的なのはカリウム、カルシウム、鉄です。
それぞれ体の調子を整えてくれる役割があります。

ミネラル効果食材
カリウム・浸透圧の調整
・ナトリウムを身体の外に出しやすくする
・昆布、大根
カルシウム・骨や歯を形成
・血液の凝固を促して出血を予防
・チーズ、いわしなど
・ごま、ひじきなど
鉄分・貧血や疲れ、だるさの予防・解消・バジル、タイムなど

バランス良く野菜を選ぶ

普段作っているこむぎの野菜スープをご紹介します。
作り置きしておくと普段のご飯のときに電子レンジ温めるだけなのでとても便利です!
作り方はいたって簡単なのでみなさんの愛犬のために作ってみてください。
まずは材料からご紹介します!
以下より大体7~9種類くらいの野菜を選んで入れています。

  • かぶ
  • 大根
  • にんじん
  • しめじ
  • しいたけ
  • まいたけ
  • なめこ
  • もやし
  • オクラ
  • 枝豆
  • かぼちゃ
  • さといも
  • さつまいも
  • キャベツ
  • 白菜

栄養が偏らなければ、犬が食べれる食材であれば基本何を入れても良いです。愛犬の好みや旬の野菜を取り入れながら作ってみてください!

若干偏っているように見えますが、うちでは食べるときに納豆と豆腐、発酵野菜、ハーブ、乳酸菌をトッピングするなどして、バランスを整えます。

犬用野菜スープの作り方

これらの野菜をとにかく消化しやすいように小さく刻みます!
ハンドブレンダーを使うと時間も手間も減って一石二鳥です(笑)

愛用しているのは「Cuisinart」の「スマートスティックハンドブレンダ― CSB-80JBS」という商品です。フードプロセッサー機能を搭載したハンドブレンダーですがこれがまたとても早いです!
野菜のカットにかかる時間が半分以下になるので、時短できるだけではなく手間も削減できます!

あるのとないのとでは野菜スープ作りの継続性も違うと思います。価格的にも3,000円程度からのものもありますので、個人的には準備することをおすすめします。

このハンドブレンダーでひたすら野菜を刻んでいきます!!ただ、キャベツのような葉物だけは包丁で刻んだ方が早かったです。

細断した野菜がこちら(一部だけ)

それを鍋で火が通るまで煮詰めるだけで完成です。

愛犬のことを考えて消化しやすいようになるべく柔くなるまで煮込んであげてくださいね。これがあるだけで食いつきの良さが全然違います!

犬用野菜スープの保存方法

野菜スープは、じゃがいもなど冷凍するとスカスカになるような野菜を含めなければ、冷凍して保存ができます。
スープが覚めたら100均などで売っている大き目の製氷皿に1食分ずつ取り分けて冷凍します。

1部屋が約4cm×5cmの大きさで、こむぎ(3.2kg程度)の1食分の量になります。
料理の時間も野菜15分、煮込み15分の計30分もあれば作れます。

時短手作りと冷凍保存で犬も人もうれしい

ご飯の時は、冷凍した野菜スープを1キューブを電子レンジで1分20~50秒ほど温めて、馬肉、鹿肉、鶏肉などのお肉と混ぜて40℃くらいの温度になるようにしてあげています。
温めるだけなので手作りの手間や時間が短縮できるだけではなく、犬にとっても待ってる時間が短くなりすぐにご飯を出してもらえるので嬉しいですね!

冷凍保存でき日々のご飯も喜んで食べてくれるようにので、みなさんも是非愛犬に作ってあげてくださいね!

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