簡単ヘルシーな犬用手作り砂肝ジャーキーの作り方!ダイエット・食事療法にもおすすめな食材!

犬のレシピ

鶏肉は低カロリー、高たんぱく質な食材としてダイエット食品などで食べている人は多いと思います。犬にとっても体重のコントロールで与えることも多いですし、フードでよく使われているメイン食材でもあります。

今回はその中でも特にダイエットや食事療法に最適な「砂肝」をつかったジャーキーの作り方をご紹介します。
今回はチョッパーフードドライヤーを使用するので、お持ちでない方はミキサーやオーブンなどで代用してください。

犬は砂肝を食べても大丈夫?

砂肝は、鶏の“砂嚢(さのう)”と呼ばれる部位のことを指し、鳥類が持つ胃の一部で食べたものを砕くための器官です。要は胃袋のことを指しています。
別の言い方だと“砂ずり”と呼ばれていたりしますが、これは土地によって呼び方が違うだけで同じものになります。

結論、犬も人間同様に砂肝を食べても大丈夫です。
低カロリー、高たんぱく質の食材なため、健康維持やダイエットなどの目的で与えると良いです。

砂肝に含まれる栄養素

砂肝100g当たりに含まれる栄養素は以下です。比較のためささみとむね肉(皮なし)を一緒に表にしています。

砂肝ささみむね肉(皮なし)
カロリー94 kcal105 kcal116 kcal
脂質1.8 g0.8 g1.9 g
コレステロール200 mg67 mg72 mg
ナトリウム55 mg33 mg45 mg
カリウム230 mg420 mg370 mg
炭水化物0 g0 g0.1 g
タンパク質18.3 g23.0 g23.3 g
参考:日本食品標準成分表

ささみ、むね肉と比較してもカロリーが低くコレステロールが高い食材だということがわかります。
脂質に関しては豚ヒレ肉が100g当たり3.7gなので低いのがわかります。
コレステロールに関しては、犬も人同様取りすぎはよくありません。ですが、“細胞膜の形成“や“臓器の修復”、“体内の機能調節”、“脳の神経伝達”などで利用するため、程よく摂取するように心がけましょう。

犬用砂肝ジャーキーの作り方

ここからは作り方をご説明します。

今回使う調理器具は以下です。ミキサー(包丁可)やオーブンでも代用可能なのでお持ちでない方も作れます。あったほうがかなり楽はできると思います。

1. 砂肝を適量準備します
  1パックだとこれくらいです

2. 砂肝を開いてつながっている白い膜(銀皮)を切り取ります

3. 銀皮の逆に包丁を入れそぎ切りのように薄く剥がすように切ります

4. 銀皮のみこんな感じで切り離します
※余分に身まで切った場合はトリミングします

5. すべての砂肝を切り分けます

6. チョッパーをつかってみじん切りとひき肉の間くらいにします

7. フードドライヤーのトレーに薄く広げます
このときスプーンやナイフなどで広げると楽です
※目の粗いトレーだと下におちるため、目の細かなシートを引くと伸ばしやすい

8. フードドライヤーのスイッチを入れ加熱乾燥させます
目安:2パックで70℃、8時間程度

9. きつね色になったら完成です

砂肝2パックで3枚程度作ることができます。
砂肝ジャーキーは冷凍保存しておけばいつでも与えることができるので、作り置きしておくと便利ですよ。

砂肝の注意点

砂肝は噛み千切るのが大変なようで、大きいまま与えると丸のみしのどに詰まらせる恐れがあります。
ミンチにしない場合であっても小さく切り分けるようにしてください。
また、生のまま与えることがないよう、調理の段階でしっかり火が通ったことを確認してください。

砂肝はコレステロールが高いとお伝えした通り、与え方には注意しましょう。
毎食メインで与えるのではなく、トッピングやおやつとして適量与えるようにしてください。

ポイント
  • (スライスで作る場合)のどに詰まらせないよう小さくする
  • しっかり火を通す
  • 与えすぎないように注意する

おすすめな調理器具

今回使用した調理器具は以下の3点です。

  • フードドライヤー
  • マルチブレンダー
  • フードドライヤー専用シート

これらを使うことで時間短縮につながります。
また、そろえておくことで以降のおやつ作りやご飯作りが楽になるのでおすすめです。

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